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【EventReport】スタートアップ・トーク&ピッチイベント【Nagono Open Campus vol.12】 ( 2023/3/15開催)

2023年03月27日(月)

【タイトル】Nagono Open Campus vol.12 ここ愛知から切り拓く 宇宙ビジネスの挑戦者たち

【日  時】2023/3/15 開催

【場  所】なごのキャンパス コワーキングスペース HOMEROOM/オンライン

Reported by なごのキャンパス運営部


2023/3/15(水)に、Nagono Open Campus vol.12 を開催しました。

Special Guestのトークを楽しみ、同時に入居企業を知ってもらうなごのキャンパスMeetUpイベントNagono Open Campus!

テーマ
「ここ愛知から切り拓く
宇宙ビジネスの挑戦者たち」


スペシャルゲストには、名古屋出身でも民間主導の宇宙機開発を行うPDエアロスペース株式会社の代表取締役、緒川 修治氏をお迎えしました。

普段はスタートアップや投資関係の参加者が多いNagono Open Campusですが、今回は製造業関係者の方のご参加が多かったようです!


■ 第一部 トークセッション
最初のセッションでは、まず緒川氏から「宇宙ビジネス」についての基本的な理解についての共有が行われました。日常生活の中ではなかなか触れることのない宇宙ビジネスという分野をどのように捉えたらいいのかということを分かりやすく説明していただき、今回のセッションで初めて宇宙ビジネスに触れるという方も関心を深められるであろう内容でした。

続いて、緒川氏による起業への道のり話と、PDエアロスペースの事業紹介が行われました。
長年にわたり、宇宙開発は国の主導や大手の航空津中産業企業の寡占状態の中で行われてきましたが、近年は民間企業による宇宙開発の伸びが世界的に目立つようになってきています。民間主導で宇宙開発に取り組む企業の一つであるPDエアロスペースが、いま具体的にどのようなことをどのような意図を持って行っているのかが分かりました。

現在、宇宙開発の中でもPDエアロスペースが取り組んでいる「宇宙旅行」という分野は、ひときわ黎明期にあたります。民間企業が参入する上では、ほとんどの場合、当面の間身が切られる(=ビジネスとして売り上げが立ちにくい)可能性が高いため、「自分たちで刀を抜いて戦って切り込んでいくことができる人、侍魂を持った方々が参入できる」「そうしたサムライたちと一緒に宇宙産業を宇宙産業を盛り上げていけたら良い」という言葉が熱く、印象に残りました。


■ 第二部 Nagono Open Pitch
第二部では、愛知県内で宇宙ビジネスに携わる3名が登場し、緒川氏をモデレーターにパネルディスカッションが行われました。

<登壇者 >
高砂電気工業株式会社
代表取締役 平谷 治之 氏
≫≫ポンプ・バルブ技術がISSの科学実験機器で使用される

株式会社名古屋キャピタルパートナーズ
村上 和史 氏
≫≫宇宙分野の成長を見込み、宇宙関連企業への投資を実行

株式会社メイドー
新商品企画開発室 主査
馬場 一 氏
≫≫締結部品を提供し、月面探査機の共同開発を行う

「宇宙ビジネスは儲かると思ってやっているのか、儲からないけど面白いと思ってやっているのか」などビジネスとしての売り上げの現状を始め、リアルな話が盛りだくさん。会場の方々の発言機会もあり、大変盛り上がりました。

他県と比べて自動車の量産事業に依存しがちな愛知県の製造業界のイノベーションについてズバッと切り込まれることもあり、宇宙開発がテーマであるものの、製造業の未来について、会場の方々を巻き込んで考えていく流れが印象的でした。

実際に製造開発をする企業側と、その企業に投資をする側の両者からの意見を聞くことができたのは、大変貴重な機会だったと思います。

詳細はぜひアーカイブをご覧くださいませ!




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