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【EventReport】Opening Special Event プレゼンの神様こと澤円氏降臨!

2019年11月25日(月)

【タイトル】《なごのキャンパス》Opening Special Event プレゼンの神様こと澤円氏降臨!

【日  時】2019/11/1(Fri) 15:00-20:30

【場  所】体育館&HOME ROOM(コワーキングスペース)

Reported by Nobue Fujimoto

イベントレポートは参加者の方にリレー形式で担当していただいています。ライターの個性を尊重し、文章のテイストはあえて統一していません。

 

11月1日(金)「なごのキャンパス」のオープニングウィーク第1弾として、「《なごのキャンパス》Opening Special Event」が開催されました。

新しいベンチャー、スタートアップが育っていく「次の100年が育つ学校」なごのキャンパスのオープニングを飾るこのイベント、プレゼンの神様こと、澤円(さわ まどか)さんの講演と、なごのキャンパス入居企業による自社プレゼンテーションの豪華な2部構成で開催されました。

最高のお天気!

なごのキャンパスは、もともと小学校だった施設をリノベーションして産まれたインキュベーション施設。今回のイベントも、旧小学校の面影そのままの体育館で開催されました!

ほぼ小学校時代のままの体育館

子供時代の懐かしさを感じるなか、イベントはなごのキャンパスの紹介からスタート。

なごのキャンパスを運営する東和不動産、期待の応援団長伊藤さんから発せられる「なごのー!」に対して観客の「キャンパース!!」の掛け声から始まりました!会場の一体感が高まります。

応援団長

いよいよ、澤さんの講演です。

澤さんは、現在、日本マイクロソフト株式会社業務執行役員、マイクロソフトテクノロジーセンター長であり、琉球大学の客員教授でもありながら、各種講演、オンラインサロンの開設、ベンチャーやスタートアップのメンターを行う株式会社圓窓の代表もされており、まさにパラレルワークの実践者!

名古屋でオープンなイベントでの講演は、めったに見られないレアな機会!この日も金曜日の15:00開始という時間帯ながら、300名を超える観客が澤さんをお迎えしました。

深々と礼をされる澤さん

まずはご自身の自己紹介から。

その長髪とスリムな見た目から、「バンドメンバー、サーファーと言われますがサラリーマンです」とおっしゃる澤さん。一気に会場の雰囲気が和みました。

決してバンドマン、サーファーではない澤さん

マイクロソフト社員としての通常業務に加え、大学の客員教授、各地講演、スタートアップのメンター、ラジオ番組Voicyの連日配信、と超人的な活動ぶりですが、「私だけ時空が歪んでいるわけではない」とのこと。あまりにも多岐にわたる活躍すぎて一般人の目から見たら、どう見ても時空が歪んでいるように見えます。

 

「私達はいい子になりすぎた、そのせいで日本の成長が鈍化しています」

 

各国と比較して、まずは日本のGDP成長率の低さを指摘されました。

 

一昔前の日本はそのものづくりが認められ、モノが売れた。

日本の製品=品質がいいという「イメージ」がついた。

 

でも、今の時代に求められているのは、その品質の高さなのでしょうか?

今の時代に求められているのは、ユーザーにとって品質と価格が「ちょうどいい」ものです。昔のように過剰に品質ばかりが良くても意味がないのです。

なぜそのようなことになっているのか?澤さんは、私たち日本人のワークスタイルに原因があると指摘します。

・仕事をする時には場所にとらわれ、一箇所に集まる、

・データが存在しているのに書類にしたがる、

・エクセルのデータをパワポに写し、画面構成も工夫した上でプリントアウトして書類を作るけど、会議の前に数字が間違っているのを見つけてやり直し。

 

私にも経験があります…。

 

冒頭で澤さんが「私だけ時空が歪んでいるわけではない」とお話されたとおり、24時間は有限で、しかも平等です。日本人の上記のような時間の使い方に疑問を感じませんか?

 

澤さんいわく「時間は『貸し』『借り』するもの」。

 

「借り」たら返さないといけないもの、

 

このプレゼンの時間も、来場してくださっている方々の時間をいただく以上、楽しんでもらい、有益なメッセージを持ち帰っていただかないといけない。時間を頂いた分、価値を返す義務がある、とのことです。

それができないというのは「時間のカツアゲ」。借りたものを返さないのは泥棒である、とまで断言。

プレゼンの神様のトークに引き込まれる会場

「未だに「昭和の会議」を惰性でやっていませんか?報告はただの過去の蒸し返しです、何も意味がない。社内でこの『恐怖の言葉』が出たときにしていただきたいことがあります」

 

恐怖の言葉=「とりあえず」

 

よく聞くフレーズですね。

 

この言葉が一番の時間のムダを作っている。

この言葉が出てきたら、行動としてはただ一択「やめる」。

やめれば使える時間が増え、その時間で価値を生み出せる。

「やめる」ということを進言して、働き方を変えていきましょう、というのが澤さんからのアドバイスです。

「やめる」勇気を

澤さんが、働き方改革で意見を求められるときに伝えるのは「やらないことを決める」こと。

 

やってもやらなくてもいいものを探して、やめていく。やめたほうがいいものはさっさとやめる、やめることを決める。

働き方改革の第一歩だと感じました。

 

「何をしたいか」よりも「どうありたいか」

 

また、「何をしたいか」を尋ねられることは多くあるけれど「どうありたいか」を問われることは少ないそうです。

しかし、この「どうありたいか」のほうが重要である、と澤さんは説かれます。

 

ありたい自分に対して、今の自分のありかたは?

「みんなやってるから」同じことを、しようとしていませんか?

 

仕事は「幸せ」になるためにするもの、生きていくため食うには困らない、この日本で「何をしたいか」よりも、自分が「どうありたいか」を考えたほうがいい。

 

会社や会議をサボる…学生の頃、ワクワクしませんでしたか?

仲間を誘って、学校をサボったときのように、またワクワクする気持ちを大切にして、今ある環境から飛び出してみましょう。

 

世の中は「嫌なことをせず、やりたいことをやる」という方向に進んでいます。

嫌なことはコンピューターにやらせればいい。

だから、あなたはやりたいことをしていきましょう。

 

「とにかくアウトプットしていく。」

 

やりたいことを実現するためには、とにかくアウトプット。

どんどんアウトプットする。

仲間を作って、広げていく、そして、早めに失敗して早めに修復することで、その道を拓くための行動ができるようになってくる。

 

これが、澤さんからの観客へのメッセージでした。

Output! Output! Output!!

プレゼンの極意

最後に澤さんよりプレゼンの極意も伝授いただきました。

話し方にフォーカスすること。話す内容で重要なのは、以下の3つ。

  1. ビジョン
  2. 実践テクニック

ビジョンと核でプレゼンに含まれる要素80%を構成し、テクニックは残り20%とのこと。

 

まずひとつめの「ビジョン」とは、聴衆のハッピーな未来の姿。

聞いている人達がそのビジョンを感じ笑顔になれる、スパイスになるようなキーワードを散りばめること。

そして、その中に「時間」というパラメータ(要素・値)を入れておくことが重要です。

 

プレゼンしたい商品、サービスは1日の中でどの時間帯に、どのようなシーンで利用するのか?

 

利用する時間帯と具体的な用途を明確に設定した上で、商品の紹介から始まるプレゼンではなく、「時間」というパラメータを使うことで、相手のベネフィットを提案するプレゼンに変えていきましょう。

 

ふたつめの「核」は、聴衆が持ち帰って配れるもの。

プレゼン自体は伝言ゲームである、と澤さんはおっしゃいます。

 

「伝言ゲームを制するものは世界を制する。」

そのプレゼン内容が自分の周囲から日本国内へ、そして世界へと波及する伝言ゲームとなる。

ぜひご自身の信念や広めたいことを伝えてください、とメッセージをされました。

 

【書籍情報】

『あたりまえを疑え。自己実現できる働き方のヒント』https://amzn.to/2pAIidu

『マイクロソフト伝説マネージャーの世界No.1プレゼン術』https://amzn.to/2oPoySN

 

「一緒に未来を作りましょう。」

そして、質疑応答の中ではこんな場面がありました。

「AIが進化したら、人間はどうなるんですか?」。

澤さんもよく尋ねられる質問とのこと。

「ある日ターミネーターが現れたら困る…なんて思っている人もいるようですが、突然そんなことは起こりません。私達が作っている世界の延長線上に、未来はあります。」

「どんな世界にしたいですか?」

どんな自分でありたいのか、それを言葉にした上で、その先にどんな世界にしていきたいのか。

「一緒に未来を作りましょう」。

澤さんからの、講演最後のメッセージです。

 

澤さん、貴重なお話ありがとうございました!

 

休憩を挟んで第2部スタート!

 

第2部では、それぞれの入居企業の自社紹介プレゼンテーションに対して、澤さんをはじめとするアドバイザー陣が個別にフィードバックをする、という内容で、なごのキャンパスに入居している企業のお披露目を行いました。

 

澤さんにはそのままお席についていただき、加えて、豊田通商株式会社、元取締役(代表取締役)副社長執行役員 山際氏、そして、なごのキャンパス企画運営プロデューサー粟生がチームフィードバックとして、各プレゼンに対して厳しくも愛のあるコメントを飛ばしました。

楽しそうなチームフィードバックの方々(左:澤さん、中央:山際さん、右:粟生さん)

なかでも印象的だったコメントをいくつかご紹介します。

・アピールポイントとして「〇〇の時代である」と言い切る
・何をしている会社なのか、をワンフレーズで言い切れるようにする
・プレゼンテーションは基本的に未来の話をする、そのほうが面白い

ゲキを飛ばす山際さん

・内容を増やすとハマる。極力エピソードは削ぎ落として。10秒くらい残すのが丁度いい
・「観客をじゃがいもだと思って話せ」と言うプレゼン講師は嘘
・短いプレゼンの時間で理解させるのは無理。その後にとってもらう具体的なアクションが必要。そのためにQRコードなどでWEBサイト、インスタグラムなどのアクションを用意する
・誰がどう得するのかをきちんと訴える

圧が……!

・「うちに頼むとこうなるよ」というイメージを描かせるプレゼンを
・スライドを洗練させるコツとして、「フォントを統一させる」
・せっかくなごのキャンパスに入居したからには、全員長髪ラメ入りの服装で「おかしくなった」と言われてほしい

入居者は全員長髪ラメ入りで

各社個別にフィードバックをすることで、今後の自社PR力を高めていく良い機会になったかと感じました!

チームフィードバックの皆様、貴重なお話ありがとうございました。

 

Let’s Party Time!!

あたりも徐々に暗くなり、第2部終了後は場所を体育館からコワーキングスペース「HOME ROOM」に移して懇親パーティがスタート!!

乾杯!!

ビールとおつまみと、飛び交う名刺。

入居されている企業の皆様たちも、ここではじめましての方も多く良い交流の機会となりました!

そして飛び入りのライトニング・トーク(超短時間プレゼン)もあり、”なごの”の夜はヒートアップ!!

もちろん澤さんもご一緒に

あっという間に時は過ぎ、楽しい時間にも終わりが。

20:30には締めのご挨拶があり、懇親パーティは終了。
その後飲み足りない方々は、名古屋駅のネオン街に消えて行きました……。

みなさまお疲れさまでした!

オープニングを飾る大きな大きなイベントが終了しました。

 

なごのキャンパスは、これからもまだまだイベント目白押し!
ぜひご興味のあるものに参加して、ネットワークを作っていってくださいね!

 

澤 円(さわ まどか)

圓窓 代表

日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 マイクロソフトテクノロジーセンター長

琉球大学 客員教授

 

立教大学経済学部卒。生命保険のIT子会社勤務を経て、1997年、マイクロソフト(現日本マイクロソフト)に入社。情報共有系コンサルタント、プリセールスSE、競合対策専門営業チームマネージャー、クラウドプラットフォーム営業本部本部長などを歴任し、2011年、マイクロソフトテクノロジーセンター・センター長に就任。18年より業務執行役員。06年には十数万人もの世界中のマイクロソフト社員のなかで卓越した社員にのみビル・ゲイツが授与する「Chairman’s Award」を受賞。

講演多数。琉球大学客員教授。数多くのベンチャー企業の顧問を務める。

 

著書:

『外資系エリートのシンプルな伝え方』(中経出版)

『伝説マネジャーの 世界№1プレゼン術』(ダイヤモンド社)

『あたりまえを疑え。―自己実現できる働き方のヒントー』(セブン&アイ出版)

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